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Ridgeline × TULALA Glissando 810 2024Ver

Ridgeline × TULALA Glissando 810 2024Ver

グリッサンド810 2024バージョン

通常価格 ¥60,280
通常価格 セール価格 ¥60,280
セール 売り切れ
税込み。 配送料はチェックアウト時に計算されます。

spec

Length (ft):8'10"
Folded Length (cm):180
Rear Grip Length(cm):44
Rod Wt.(g):245
Mono Line(lb ,MAX): -
PE (# ,MAX):1.5〜3
Cast Wt. (g):12〜120
Price (¥,税別):54,800

注意事項

・お一人様1本のみのご購入となります。
・注文後のキャンセル、返品は不可となります。
・決済方法は銀行振込、またはクレジットカードのみとなります。
→振り込み名義人様は必ず「ご注文者様本人」のお名前をご記入下さい。
→お振込みはご注文後、一週間以内をお願いしております。

送料について

仕舞140㎝以上ロッド送料(沖縄北海道:3300円、それ以外:2200円、離島は+中継料金)

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【Ridgeline × TULALA】コラボレーション

Glissando810~ストローセッティング~ 2024年再生産

「キョロキョロシリーズ」など、独創的なルアーを生み出す個性派メーカー「Ridgeline」とTULALAのコラボロッド。
2021年、限定的に販売されたこのモデルは、一部の熱狂的なファンに支持されソールドアウト。
満を持して再生産となる今回、一部仕様を変更し皆様へお届けすることとなりました。

◎ステンレスフレームガイドによるストローセッティング再構築
トップガイドから下4個はLDBガイド、その他はオールダブルフットに変更となります。 よって、新しいGlissando 810は、ステンレスフレームに合わせ全体を微調整しています

◎グリップ径の変更、延長
グリップは、前モデルよりヘビーデューティを意識し、長く太く再設計されています。 太いグリップでキャストの初速が出る分、より楽に、より遠くへのキャストが可能に。
前モデルよりも若干だけ重量が増えてしまう分、ロッドバランスを再調整。
持ち重りなく、より重いルアーをシャープにキャストすることが可能となりました。

拘り貫いて完成した、シリーズ随一のヘビーデューティーモデル「Glissando810」
夢を掴む為の一本を是非手に取ってみてください。

PE専用ストローセッティングとは

メインコンセプト

PEラインの持つメリットデメリットを把握し、飛距離、負荷分散、感度伝達など、メリットをトータルバランスで引き出すことができるガイドセッティング。

モノフィラメント設計からPE専用設計へ

現代の釣りにおいて、ナイロンやフロロカーボンに代表されるモノフィラメントのラインでは妥協せざるを得なかった点が、PEラインの出現によって劇的な変化を迎えました。
しかしながらPEラインがいろんなフィッシングスタイルに多用されるようになっても、釣り竿のガイドセッティングは旧態依然のモノフィラライン仕様のままというのが実情です。
従来のセッティングでは、せっかくのPEラインのよさが活かせず、デメリットにすらなる事があります。
PEラインは、張りがなくラインのクセがつかないことが特徴。
モノフィラライン各種は進化したとはいえ、PEラインと比較して圧倒的に張りがあり、クセもつきます。
そのラインの張りとクセの特性から、リングサイズを大きくし、ガイド数を少なく配置するのが従来方式。
あくまでもこれらモノフィララインでの飛距離を優先していたからだと考えられます。
PEラインの場合、ガイド数を増やすことでリングへの摩擦抵抗を軽減するという逆転の発想が必要でした。

PE専用のガイドセッティング開発を通して

これまで私は、いくつかの事業でPE専用設定のガイドのセッティングを担当させていただく機会に恵まれました。
その中には有名になった製品、ガイドシステムも存在しています。張りがなくクセがつかないPEラインは、数多くの小口径リングサイズを並べるセッティングが向いています。

理由は、小口径リングだからリング間のラインのバタつきを抑えることができるからです。
実際のフィールドで無風な状況はまずあり得ません。
ガイド数が少なく大きいリングサイズだと、リング内とガイド間隔でラインが暴れてしまい、逆に抵抗になりライントラブルとなってしまいます。
このため以前より小口径リングでガイド数を増やすPEのセッティングを作ってきました。
また小口径を多数セットすることにより、ブランクのパワーをより発揮できます。
キャスティング時やフッキング時のブランクのパワーと感度のアップ、リフティングパワーアップ、さらに各ガイドのライン角度がスムーズになるので、リトリーブフィールがスムーズになり、誘いからファイティング時の無駄なポンピングが減り、バラシも軽減します。
こうして従来のセッティングから、従来製品の中にラインナップされた小口径製品を流用する形で、最初のPEセッティングが次々と生まれていきました。

ストローセッティングへの進化

私が提案しているストローセッティングは、PEラインが主流になりガイド素材の軽量化が推し進められた近年、従来の専用設計では妥協せざるを得なかった部分をトータル的に向上させたものです。
これにはガイドを生産するメーカーや世界中のアングラーのアイデアなど、携わった多くの方の努力や知恵が関わっており、当然私一人で成し得たものではありません。
特にトップガイド製品の多様化やフランジ形状、トルザイト、SiC-S、アルコナイトといった選択肢の増加が、ニーズや価格帯に合わせたセッティングを可能にしてきました。

キャスティング時などに特にトラブルの多いティップにはガイドの形状とガイドポジションでトラブルレスなセッティングにしています。
また、ランディング時もスムーズにラインシステムが入る工夫もできるようになりました。
これら技術の向上により、過酷な状況でもストレスなく集中できるはずです。
フリーフォール時などは、ラインの無駄なたるみがなくなるので、ラインの抜けもよりスムーズになっていることを実感していただけるはずです。

ガイド数が多く増えても従来の大口径型ガイドシステムと比較してロッドの自重は変わらず、場合によっては軽くなるモデルも多くなってきました。
こうしたガイド開発の歴史とともに、キャスティングの飛距離もPE専用で制作してきた従来のセッティングより数%アップしています。
敢えてデメリットをあげるなら、ラインを通すのが面倒なくらいです。老眼の方はとくに…。(笑)

Tulala-ストローセッティングキャスト動画